【2021年干支】3Dプリントうしさん人形の制作

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今回は、今年最後の3Dプリント作品の制作をしようと思い、来年の干支であるうしさんの人形を制作しました🐮✨

うしさん イラスト

 

2018年に制作した干支のワンちゃんフィギュアをベースに、私の姉が描いた絵をZbrushを使用して立体化しました。もちもち体型になるように正面の絵から背面や側面部分もイメージし、少しずつ形を作っていき、3Dプリントする上での形状を意識してモデリングを行いました。

 

3Dデータのエラーチェック・3Dプリンターのメンテナンス行い、フルカラー石膏3Dプリンターで3Dプリントをしていきます。

うしさんのサイズは手乗りサイズで小さいため、最小積層ピッチの0.08mmで印刷しました。

 

印刷を終えたら敷き詰められた石膏からうしさんを発掘し、デパウダー処理を行います。

印刷直後はとても脆く、気を使っていてもパーツが破損したりします、、全行程の中でここが一番神経を使う作業です。(一部パーツが欠けたり失敗しました🙃)

 

その後、接着剤で含侵処理を行い、手触りを良くするためにヤスリを使用してうしさんをなでていきます😉そして印刷物の劣化防止のため、UV加工を行いました。

 

仕上げにうしさんの表面に艶が出るよう蝋処理を行い、熱風を浴びせ、、整えます😌

 

完成しました❗🙌名付けて「うしさんモ~モ~もち人形」です😎✨

うしさん 3Dプリントフィギュア

制作期間はデータ制作から3Dプリント処理も含めて2週間前後かかりました。

データで確認するより印刷された実物を見るとまた印象が変わって、うしさんの表情にほっこりしました🎶

 

今回制作したうしさんを数量限定ですが、minne・BOOTHにて販売することにしました🙂

minneでは、うしさんのお尻に「kura3D」の印字付きバージョンで販売いたします🎵

BOOTHでは印字なしのバージョンを販売いたします✨

【3Dプリント品】うしさんモ~モ~もち人形【2021年干支】

 

また、家庭用3Dプリンターでも印刷が行えるSTLデータも販売・配布します🎁✨

STLデータ(有償版)

STLデータ(無償版)

 

ためしに光造形機のPHROZEN Sonic Miniで印刷してみました。出力が行いやすいようパーツの隙間を埋めて結合しSTL用に修正しましたので、ぜひうしさんと新年を迎えてもらえると嬉しいです😊

 

 

~2020年を振り返って~

今年は色んなことに挑戦しようとドローンやフォトグラメトリについて勉強したり、創作仲間のふっくぅと「かごしまアートフェス」に出展を行いました。

計画していたことが無くなったり思い通りに進まないこともありましたが、今できることを少しずつやろうと、これからに向けての準備の年でした。

先日、鹿児島では久しぶりの創作物が集まるイベントに行き、素敵な作品の数々と作家さん達のきらきらした表情を見ていると、物を生み出す楽しさを思い出してすごくエネルギーをもらいました!

この気持ちを大事にして、自分も作る楽しさをシェアして、少しでも地元や色んな方々に貢献していけたらなと思います。

フォトグラメトリも学びはじめて1年経ちますが、撮影回数を重ねるにつれて以前立体化できなかった物が立体化できたり、撮影環境やカメラのルールなど前より分かってきたので嬉しかったです🙌🎵

学びはじめる前より天候の状態が気になるようになり、晴れの日よりくもり空の方が好きになってしまいました⛅笑

来年は精度を安定させて、より大きなものを立体化できるようにがんばりたいと思います💪

今年一年ありがとうございました😊来年もよろしくお願いいたします🎵

kura

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