[作品レポート]つり革型ストラップ制作

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コンテスト用に制作した作品です。制作期間は2015年10月~12月。

3Dモデラボが主催する3Dプリントのコンテストで、与えられたテーマを元にモデルを制作します。
 
今回コンテストで与えられたテーマが「鉄道」です。鉄道車両だけでなく、模型、実用グッズ、オリジナルキャラクターなど、“鉄道に関連するもの”であれば何でも構いません。そこで私は、鉄道の「つり革と今年の干支でもある「猿」を合わせて、つり革型ストラップをデザインしました。
 
さる
 
つり革に尻尾でぶら下がる猿をイメージし、Zbrushで制作を行いました。
つり革に関しましては、Mayaでモデリングを行い、モデルをパーツごとに分けました。
 
Maya画面
 
こちらが最終的な完成予想図の画像です。
 
レンダリング さる
 
また、せっかくの3Dプリントコンテストなので、今回は実際に3Dプリントで出力を行いました。
 
つり革ストラップなので、サイズは縦10センチ、横2.5センチで出力しました。
ストラップサイズで非常に小さいため、私が所持している3Dプリンタでは積層ピッチ上の問題で出力が困難と判断し、
今回は外部出力サービスのDMM.makeを利用し出力を行いました。
 
DMM さる
 
こちらが3Dプリントを行ったモデルです。出力素材はアクリル素材になっております。
 
3Dプリント さる
 
つり革の側面をヤスリを使い、整え、全体がなめらかになったら、サーフェーサーという塗装の下地になるスプレーを全体に吹き付け、乾燥させます。
 
下地処理 さる
 
次に、彩色を行ないます。今回使用したのは、ターナーのアクリルガッシュという絵の具で、筆を使い、塗りました。
 
ペイント さる
 
完成した作品がこちらです。
 
完成 さる
 
お猿さんの表情が可愛らしく仕上がったと思います。
お猿さんの3Dモデルはこちらで見れますので興味がある方はぜひご覧ください!
 

kura

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